逃避論理
延々と降る雨を横目に
足を伸ばし 呼吸
窓の隙間から忍び込み
漂う湿った空気
探していたのは答えではなく
都合のいい理屈
「だからそれは」と始まる虚言
「つまり」の後が長い
雨を避けていただけ
淡々と降る雨を疎み
眉を顰め 溜息
ドアを開けた隙に忍び込み
漂う湿った空気
探していたのは答えではなく
都合のいい理屈
「だってなんか」と始まる否定
誰も付いて来ない
朝を待っていただけ
音楽人 吉川正人のウェブサイト
延々と降る雨を横目に
足を伸ばし 呼吸
窓の隙間から忍び込み
漂う湿った空気
探していたのは答えではなく
都合のいい理屈
「だからそれは」と始まる虚言
「つまり」の後が長い
雨を避けていただけ
淡々と降る雨を疎み
眉を顰め 溜息
ドアを開けた隙に忍び込み
漂う湿った空気
探していたのは答えではなく
都合のいい理屈
「だってなんか」と始まる否定
誰も付いて来ない
朝を待っていただけ